◆Faliero Sarti

こんにちは。ATLUCKWATCHの石田です。

今日は、あなたにファリエロサルティの歴史と伝統について、お伝えできればと思います。

センスが良いあなたなら、ファリエロサルティという名前、一度は聞いたことがあるかもしれません。

スタイリストからの信頼も厚く、VERY,OGGI等の有名雑誌にも度々登場しています。

◆ファリエロサルティってどんなブランド?

ファリエロサルティ社は、1949年、イタリアフィレンツェで誕生しました。

創業当初の社名は「sarti」。創業者はファリエロサルティ氏です。

当時は、ストールメーカーではなく、イタリアの高級メゾンに生地を提供する、生地メーカーでした。

この生地メーカーさん、どんな感じならあなたにお伝えしやすいかな〜と色々考えていたら、ちょうどよい映画がありました。

マーク・ジェイコブス&ルイ・ヴィトン ~モード界の革命児~ 

ディオールと私

 

この2本の映画、デザイナーやブランドに関わる人たちが、コレクションを発表するまでのドキュメンタリーです。

各ブランドは、洋服の裁断や縫製に関しては自社で行いますが、例えばアクセサリーや、生地の購入に関しては、昔から付き合いのある問屋さんや生地屋さんに依頼をします。

恐らく、初期のFaliero Sartiも、この映画に出てくる様な、メゾンの取引先だったのだと思います。

取引先は、シャネル、ジョルジオ・アルマーニ、ゴルチエなどがいた様です。

◆テキスタイルメーカーから、世界的なストールブランドへ

Faliero Sarti社がストールブランドとして生まれ変わったのは、1992年。

創業者の孫にあたる、モニカ・サルティが、それまでの生地メーカーとしての経験とデザイン力を生かし、最高級ストールのコレクションをスタートしました。

モダール・シルク・カシミアを絶妙にブレンドした素材感、首に巻かれた時の立体感、イタリアの陽光から生み出される色合いは、瞬く間に世界中のファッションピープルやセレブリティを虜にしました。

 

これは私の想像になってしまうのですが、モニカ・サルティは、優れた経営者がそうである様に、家族経営であった自社に、決してビッグメゾンに引けを取らないデザイン力や加工技術があったにも関わらず、下請け的な仕事しかできない状況を、歯がゆく感じていたのだと思います。

(ちなみに家族を大切にするイタリアは、同族経営の会社が圧倒的に多いみたいですね。イタリア人は、国を信用せず、家族を信用するというのを、実際に友人から聞いたことがあります。)

 

モニカ・サルティの優れた経営者としての決断と、類まれなる技術力、デザイン力を武器に、ファリエロサルティは、ヨーロッパ、アメリカ、日本を中心に、その知名度を恐ろしいほどのスピードで上げていきます。

◆ファリエロサルティの特徴

ファリエロサルティは、あなたもご存知の通り、コレクションのほとんどが、ストールだけで構成されています。

着用した時の絶妙な透け感がある生地は、数あるブランドの中で、ファリエロサルティの大きな特徴となっています。

その加工にもサルティの技術力は発揮されます。

ストールコレクションは、ファリエロ独自の洗い加工がされていますが、あえて洗いをかけることにより、初めて表現される独特の色むら、色落ち、自然なシワは、Faliero Sartiのトレードマークとなっています。

20年ほど前から、新品のジーンズにダメージ加工を施したり、色落ち加工したものを購入する方が増えていますが、恐らくストールの分野で、このウォッシュ加工を本格的に取り入れたのは、ファリエロサルティが初めてだと思います。

◆最初に買うべきファリエロサルティは?お手入れ、洗濯はどうすればいい?

ここまで読んで頂き、ありがとうございます。

少しでもあなたに、ファリエロサルティの魅力がお伝えできたなら、とても嬉しく思います。

でも実際にファリエロのストールを購入する時に、どのモデルからスタートすれば良いのか、かなり迷ってしまうかもしれませんね。

そこで、次回以降は、気になるFaliero Sartiのおすすめモデルと、毎日のお手入れ、洗濯方法なども、あなたにお伝えしていければと思います。